ライフスタイルや家族構成の変化などによって、それほど広い家を必要としない方が多くなっています。
それならば、「小さな住まいで贅沢に暮らす」という選択肢も。
「Homely(ホームリー)」という言葉があります。
狭さの中の広がり、居心地、住まう人自身が心地よい等の意味です。
小さな家。だけど、どんな人もくつろがせてくれる雰囲気に満ちていて、幸せな暮らしのイメージをさせる。
心を豊かにしてくれる事が大切な事であり、ホームリーな暮らし方ができる住まいを持つことこそが大事なんだと思います。
そんな暮らし方ができたら素敵でしょうね。
暮らしを輸しむ、をコンセプトにしたアユーム・ママンの家に、ホームリーという言葉をのせて。
「Maman Homely」はそんな想いから生まれました。
「Maman Homely」では、イギリスの人たちの暮らしの考え方を取り入れています。
イギリスの人たちは、家の広さよりも管理のしやすい個性ある家に住むことに価値観を持っていて、そんなホームリーな感覚を大切にしています。
TVのまわりをソファで囲むように。わざと家具をごちゃごちゃ狭く見えるようにして、落ち着く空間を創り出します。
しかし、その空間は開放的であり、圧迫感が出ないよう高い天井とし、キッチンには庭を眺める大きな窓があり、裏庭へ出てくつろぐ。
自然を暮らしに取り入れてきたイギリスの人たちは室内と屋外が一体となる空間を理想としています。
「Maman Homely」はこうした考え方を随所に取り入れ、居心地の良い屋外とのつながりを感じるプランとなっています。
屋外ガーデンの樹々や花々に溶け込む平屋のコテージ。
ポーチはアウトドアリビングとして使い、ゲストを迎え入れる雰囲気を持たせた木のぬくもりを感じさせる場所。
庭と室内をゆるやかに繋ぐように、窓を適所にバランス良く配置しています。
色むらのある屋根材にこて跡の残る左官仕上げの外壁。
ポーチまわりは外壁に木質感をもたせました。
『Maman Homely』の外観には、周りの景色との調和や、居心地のよい住まいが特つ優しさを感じさせてくれます。
玄関ドアを開けると広がるLDKの空間は、コンパクトかつ必要最小限でありながらも、リビング上を勾配天井の吹き抜けや
大きな窓で屋外とのつながりを感じ、明るく開放感を持たせました。
TVを取り囲むようにソファをレイアウトし、窓辺のヌックも併設したリビング。
敢えてごちゃごちゃさせる事でホームリーな気分にさせてくれます。
ダイニングキッチンは室内のメインの応接場として。
キッチンから窓越しにプライベートガーデンの景色を眺めることができ、手が届きやすくわかりやすいレイアウトとしました。
プライベートガーデンは家族が食事したり、ゲストをもてなす場所。
フロントガーデンから室内、そしてプライベートガーデンへと屋外と室内との繋がりや動線、景色の取り込みを意識しています。
リビングを通った先に個室と水廻りをまとめてレイアウトしています。無駄な動きがいらない動線が魅力です。
2室あるベッドルームは家族構成などで使い方はさまざま。どちらの部屋からも庭の景色が見えるレイアウトにしています。
その他、オプションで小屋裏収納を設けたり、ヌックにデイベッドを造りつけたり、様々な生活スタイルや好みに対応できる間取りです。